インペリアル・ポーセレンの歴史【1920年代 十月革命と20年代の陶磁器】



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1918年に事業は国有化されました。








国立陶磁器工場はかつての宮廷のための工場から、こんどはプロパガンダという崇高な意義のある


「革命的テーマを持ち、非の打ちどころのない技術による完璧な」陶器を制作するための


『共和国的な陶器試験所』にするという課題を掲げた、人民委員部の運営へと移行しました。


工場の芸術政策は、レーニンが明確に描いていた壮大な政治宣伝計画の


芸術的原則に則った構成部分となったのでした。 


20世紀1920年代の陶磁器については、


完全な芸術性を備えながらもプロレタリア革命の最初の数年の気運が反映され、


歴史的真実味にあふれた、おそらく、装飾美術工芸史上で最も興味深く


そして驚くべきものとしてその一頁に刻まれるでしょう。



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後に「ソビエト帝政様式の巨匠」と呼ばれるようになったチェホーニンの指導のもと、


シェコーティヒナ・ ポトーツカヤ、ダニコー、クズネツォフ、レェベデヴァ、アダモヴィチなどが


プロパガンダ陶器の創作に参加しました。


20年代の陶磁器は、クストーディエフ、ペトロフ・ヴォートキン、ダブジーンスキーや、


世界的に有名になったマレーヴィチやカンディンスキーらが関わっていました。


雪のような白さと建築様式の壮大さ、均整のとれた塑像、そして絵画の色彩の豊かさを持った、


それまでの時代には狭い範囲の人だけが享有する芸術品であった陶器が、


革命思想の第一の最も輝かしい芸術的形象となったのでした。


そして同時に、シュプレマティズムという


芸術における新しい傾向の概念の具体化のための豊かな素材となったのでした。


陶器の芸術的分野の到達以外に、陶磁器の化学的技術的向上により、


工場で初めて工学ガラスができました。


そして、偶然にもロシア科学アカデミーの開設から200年後の1925年、


ロシアの偉大な科学者ミハイル・ロモノーソフにちなんで命名されることになりました。



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by chaika-imperial | 2013-11-21 16:28 | インペリアル・ポーセレンの歴史