インペリアル・ポーセレンの歴史【1801-1825 アレクサンドル1世時代の事業再編成】

f0318154_13583792.jpg

アレクサンドル1世時代の最も重要な製品のひとつ

グーリイェフ食器セットの生産が始まった頃のお話です。










アレクサンドル1世の治世に、皇帝の代理人として伯爵グーリイェフが工場を管理していました。

彼のもとジュネーブ大学教授ガッテンベルゲルの指導により、大規模な工場の再編成が行われました。 

国内外の優れた職人を起用するため、グーリイェフは費用を惜しみませんでした。

当時の巨匠のひとりである芸術アカデミー教授ピーメノフを彫刻館の管理に任命しました。

帝政様式を確立するため、セーヴル陶磁器工場から優れた画家たちが招聘されていました。

しかしながら、ロシア式帝政陶磁器は、

当時ヨーロッパにおける芸術的到達基準となっていたセーヴル陶磁器とは著しく異なっていました。

f0318154_13585473.jpg

ロシア陶磁器は皇帝の事業を賛美し、芸術における国のテーマや話題を反映していたのでした。

例えば、「グーリイェフ」食器セットには、1812年の祖国戦争で勝者となった人々が描かれています。

祖国戦争は、全部隊の軍服姿の兵士や将校たちを描いた一連の『戦争プレート』が誕生するきっかけとなりました。

肖像画も広く普及しました。

皇帝陶磁器工場では、即位した人物や当時の著名人を茶器に描くのが慣例になりました。



アレクサンドル1世の時代を初めとして18世紀の終わりまで、工場の生産で独特な位置を占めたのが花瓶でした。

金が装飾用素材として好んで使われるようになりました。

風景と戦争が主な絵柄でした。

二番目に重要な製品が宮殿用の食器セットでした。






*******************************************************************


★ロシアの名陶インペリアル・ポーセレン(旧ロモノーソフ)のお店「チャイカ」はこちらから★

                     


[PR]
by chaika-imperial | 2013-11-21 16:04 | インペリアル・ポーセレンの歴史